2022年9月29日木曜日

校長雑記#55【二転三転…】

 私の「はぁ?」が届いたのか、先日ブログでもお伝えした「修学旅行キャンセル料補償保険」が、急遽復活しました。(おそらく、私だけでなく全国から「はぁ!?」が殺到したのでしょう。)

突然修学旅行保険がコロナに対応しなくなったと聞いて、あわてて解約して保護者に文書を配付したばかりなのに、また再契約して保護者にメール配信…

これからは予測困難な時代とはいえ、しっかりしろよ、保険会社。

いや、感謝すべきなのか…

「何があっても行くしかない」と腹をくくっていたのに…

もう気持ちをどこに向ければいいのかわからない…

保護者の皆さま、混乱させてしまって申し訳ありません。(私のせいではありませんが)

私も混乱しています。

まあ、最後は『何とかなる』と思いますが…


と、二転三転する状況に混乱している現在の頭の中を書き記しました。 (原)



2022年9月27日火曜日

校長雑記#54【まるで「はぁって言うゲーム」】

 いよいよ修学旅行まで1週間を切りました。

というところで、旅行業者の方が来られ、最終確認かと思いきや、

「キャンセル補償からコロナが除外されることになりました」

はぁ?


生命保険各社が一斉に、26日からコロナ対応の見直しを行ったため、修学旅行もコロナ感染者は対象外になった、とのこと。

「・・・はぁ?

契約後に内容が変わるなんて… しかも直前に…

なんで?の「はぁ

おどろきの「はぁ

ぼうぜんの「はぁ

怒りの「はぁ」…


幸い、市教委が9月補正予算で「キャンセル料補償費用」を計上していただいているので、仮に感染による不参加の児童が出ても自己負担の心配はありませんが、前回のような感染者多数による学校全体の「キャンセル(延期)」はできそうもありません。

(この時はまだ保険対応できて、今更ながらよかった…)


ということで、「何があっても行く」の1択しか残されていません。

何とかこのまま、感染者が出ませんように・・・   


ちなみに、私の座右の銘はこれです。  (原)







【追記】

今朝、校門のところに立っていると、学運協の中山さんが

「今日はみんな元気がええのぉ」

と言われてました。


はい、昨日の児童朝会で学運協の大岸会長さんに「あいさつ」について熱く語っていただきましたから・・・  (「9月26日 児童朝会で…」参照)


児童のみなさん、気持ちの良いあいさつは伝わるものですね。

明日も楽しみにしています。

6年「笠岡放送の取材を受けました!」(9月26日)

 9月26日 GIGAスクール構想に関わる鴨方東小学校の取り組みを、笠岡放送が取材に来られました。


まず、3時間目に6年い組の算数を学ぶ様子が撮影されました。

はじめに、円の面積の公式を求めるために、デジタル教科書で円を変形する様子を動画で見ました。慣れた様子で画面を操作しています。




それをもとに考えを話し合い、公式へとつなげていきました。


次に、6年ろ組の家庭科の様子が撮影されました。スクールタクトを使い、自分で作っている一食分の献立を見直していきました。


栄養素と食材を見ながら、クロームブック上のワークシートに上手に入力していました。




職員室で教員がクロームブックを使った授業準備をする様子も撮られました。


他校の取り組みと合わせて15分の番組にまとめられ、11月頃放送される予定です。

児童朝会で…(9月26日)

 9月26日 オンライン児童朝会で、学校運営協議会会長の大岸貴美子さんから「あいさつ」についてお話していただきました。


「あいさつは、お世話になっている人への感謝の気持ちを表すんだよ」と教えて下さいました。これから、地域の方へのあいさつを増やしていきたいですね。


その後、習字や発明工夫で賞をもらった人への表彰がありました。二人とも大きな声で返事をし、立派な態度で受け取っていました。




次に週番の先生からお話がありました。


今週のめあては、「自分がたてためあてを守ろう」です。子ども達が一人一人学校生活で守りたいめあてを決めて、廊下に掲示しています。2週間、全校で取り組んでいきます。








2022年9月20日火曜日

校長雑記#53【これさえあれば…】

 先週は4年生と6年生のクラスで、欠席児童に向けて授業のオンライン配信を行いました。(国語、算数のみ)

コロナ禍で一気にWeb会議システムが普及しました(GIGAスクール構想も前倒しになりました)が、授業の中で双方向的に活用するにはまだまだ課題がありそうです。

そんな時に、「これが学校にあればなあ」と思うのが、分身ロボットOriHime(オリヒメ)です。


もともとは、病室から出られない難病患者のために開発されたもので、今や国内だけでなく、世界中で評価されています。
(YouTubeより)

これが教室の机の上にあれば、自宅から操作して、見たい方向を向いたり、手をあげたり、しゃべったりすることができます。
さらに、授業だけでなく、修学旅行でも友達としゃべりながら観光することが出来そうです。(これがあれば、こんなに悩まなくて済んだかも…)
さらに、操作している人の顔は表示されないため、不登校傾向の児童にとっても授業に参加しやすいかもしれません。
さらには、岡山にいながら、東京や海外の授業やイベントに参加することもできます。


と、先週、授業配信のようすを見ながら、こんな妄想をしていました。 (原)



【補足①】

そして、このOriHimeを開発した吉藤オリィさんもさかなクン同様「特異な才能のある」学校になじめない人でした。


【補足②】

以前、ブログで紹介した内閣府の資料の中でも、このことが取り上げられていました。すでに一部導入している自治体もあるのですね。すばらしい。



2022年9月19日月曜日

校長雑記#52【特別授業しました】

 16日(金)に、今頃は京都を満喫しているはずだった6年生2クラスで、少しでも気を紛らしてもらおうと、私が天体の特別授業をしました。

内容は、仮設実験授業(※)の「宇宙への道」という授業書を少しアレンジしたものです。

私が教員になって、中学校や小学校の授業や地域の講座で、もう何十回とやってきた定番授業です。


学区に天文台のある小学校の子どもたちにこの授業ができるなんて、長年理科教員をやってきたものとして、感慨深いものがあります。


以下、児童の感想(抜粋)です。

正直宇宙には興味があまりなかったけど、校長先生の授業のおかげで興味が持てた❗❗ 今度は天文台に行きたいな! 校長先生まじ最高!!!!! また授業してほしい!!!!!!

校長先生の理科の授業、初めてでものすごく新鮮だったから、いい思い出になりました。月とか地球、太陽は学校で習っただけで興味はわいてなかったので、初めて驚きました。今日は、本当にありがとうございました。また、化石の授業で来てください。楽しみにしています!

校長先生と授業をやったらとても楽しかったです!! 地球から月はとても遠かったのでびっくりしました!!!!! 4択問題を出してもらうとより楽しく勉強できたので楽しみながらも学習できたので良かったです!! 校長先生と勉強ができたので良かったです!!

校長先生凄い!!!!!!!!  月や地球、太陽の距離がすごくわかりやすくせつめいしてくれて、イメージしやすかった!

校長先生のおかげで月についてもっと知ることができたし地球や太陽などの距離・大きさを知ることができました。今までの知識よりさらに最高な知識について知ることができたので良かったし楽しかったです。この学習でもっと地球について知りたいし他の星についても調べてみたいな〜と思いました。ためになる知識を身につけることができたので1時間だったけどたくさん頭の中に入れて大きさや距離の簡単な求め方も教えてもらうことができたので本当にいい体験ができました。今までの自分は興味がなっかたので今日校長先生のおかげでいい思い出ができました。

地球や月、太陽について知って天文台に行って本物を見てみたいなと思いました。もっと地球や月、太陽について詳しく知りたいなと思ったので自主勉強などで調べてみようと思いました。

校長先生の説明がわかりやすく地球や宇宙のことがわかった。月や太陽の距離のグラフは見たことがあったけどあまりイメージがつかなかったので今回でイメージが付いた。

校長先生の授業はクイズや賞品があって、楽しく学べたのでまた授業をしてほしいと、思いました。火曜日学校に来たら机の中にサハラ砂漠の砂おいてあったら嬉しいです。


6年生はなんて素直でいい子ばかりなんでしょう。また機会があれば理科の授業やりましょうね。

火曜日は、机の中を楽しみにしていてください。 (原)


※仮設実験授業・・・科学上の最も基礎的な概念や原理・原則を教えることを意図した、科学史研究家の板倉聖宣が提唱した授業です。(Wikipediaより)




【10/5追記】

授業の感想を、最近流行りの「ワードクラウド」で分析してみました。

改めて、6年生はなんて素直でいい子ばかりなんでしょう…

ワードクラウド…全ての言葉をAIが分析し、よく使われているキーワードほど大きく表示されます。また、名詞・動詞・形容詞なども色分けされて表示されます。

2022年9月17日土曜日

校長雑記#51【ギフテッドとさかなクン】

 内閣府がまとめた資料(Society5.0に向けた教育・人材育成に関する政策パッケージ【PDF】)の中に、「特異な才能のある子供」ということばがあります。


最近「ギフテッド」という言葉も耳にするようになりました。生まれつき高い能力を持った子どもの特性のことで、このような子どもにとって学校の授業は「退屈で苦痛」で仕方なく、「浮きこぼれ(または、吹きこぼれ)」といわれます。

これらの言葉は目新しいですが、科学技術の発展や優れた芸術や文化などは、多くがこの「ギフテッド」の人たちの功績ようるものだと改めて理解することができます。

そして内閣府は、今までの学校教育は、不登校や発達障害だけでなく、このような子どもたちにも全く対応できていなかったと指摘しています。

それらの問題を解決するのが、「GIGAスクール構想」です。

落ちこぼれも吹きこぼれも、みんなが「楽しい」と思える場所になることが、これから学校が目指すべき姿だと思います。


ということを、映画「さかなのこ」を観ながら、ふと思ったりしました。 



台風接近の3連休、映画でもいかがですか。  (原)


2022年9月16日金曜日

9月14日 1年生 アサガク防犯教室

 9月14日に、今年度2回目の「アサガク防犯教室」がありました。

2回目のテーマは、「こわい人に会ったら」でした。




ふだん登下校の見守って下さっている安全パトロールの方々と一緒に、ワークシートを使って、防犯の合言葉「イカのおすし」について確認しました。




今後の登下校に生かしていきたいですね。



地域の方の力!

 9月13日 鴨東地区の民生委員の皆さんが、あいさつ運動の後、運動場の草取りをしてくださいました。





民生委員の方々は、8月にも伸びすぎた木を切ってくださったり、切った木がかれないように手を入れてくださったりして、学校の環境を整えてくださっています。




先日は、6年生が花壇の整備のために大きな根をどうしたらよいか相談したところ、快く根の掘り方を教えてくださいました。

こうした地域の方に支えられていて、とてもありがたいです。




9月12日 5年生 ミシンボランティア

 9月12日 家庭科の授業で、5年生が初めてミシンを使った学習をしました。


たくさんの学校ボランティアの方が来てくださって、ミシンの糸のかけ方やボビンの糸の巻き方を学びました。

次は練習布を縫っていきます。