GW中は天気も良かったので、学区にある天文台に行ってきました。
ずいぶん前に国立天文台を見に来たことはありましたが、アジア最大級の「せいめい望遠鏡」ができてからは初めてです。
実際に来てみると、見晴らしの良さと、せいめい望遠鏡のある天文台(京都大学岡山天文台)の大きさに驚かされました。
この場所が天文台設立の地として選ばれたのは、年間を通して晴れの日が多いことと、強い風が吹かないという気候条件に加え、建設や観測に訪れる際の交通の便の良さもあったそうです。
さらに、となりの阿部山は、陰陽師の安倍晴明ゆかりの地であることもロマンがありますね。(「せいめい望遠鏡」の名前の由来)
実は、これらのことは、倉敷美観地区にある古本屋「蟲文庫」店主、田中美穂さんの本『星とくらす』に書かれていて、数年前に読んだ時から興味をもっていました。
(倉敷美観地区にある『蟲文庫』)
この本の中で紹介されている、鴨方駅前の和菓子屋(数年前に廃業されたそうです)で売られていた「天文台もなか」も一度食べてみたかったです。
(『星とくらす』より)
この本は、天体観測の入門書のようなエッセイで、鴨方のことも書かれています。理科で天体を学習する本校の児童や、天文台がある鴨方中学校の生徒全員に読んでもらいたい、おすすめの1冊です。
今度は、プラネタリウムの鑑賞や安倍晴明ゆかりの地巡りで、じっくり訪れてみようと思います。(原)
【追記】
学校近くの橋にある、天文台のモニュメントも素敵ですね。
(遠くの山の上には天文台が見えます。)