2024年11月26日火曜日

校長雑記#162【子どもを真ん中に!】

 運動会から早やひと月。運動会ネタのブログがポツリポツリ出ていたので、タイミングを逃してしまいましたが、遅ればせながら…

今年度の運動会は6年生の実行委員会を中心に取り組んできました。

なので、優勝旗のペナントリボンも、実行委員の児童に書いてもらいました。


ところで、

今、全国で不登校の小中学生が34万人を超えています。

そして教育現場には大変革が求められています。

そのことがわかりやすくまとめられているのが、岡山県教育委員会が作成した

OKAYAMA夢につながる学びプロジェクト ~誰一人取り残されない岡山県の教育に向けて~

です。

その中に、学校現場を振り返る視点として、次のように書かれています。

 ・「みんな同じ」を過度に要求していないか

 ・手厚すぎる指導・支援をしていないか

 ・画一的な一斉授業となっていないか

 ・結果ばかりにこだわっていないか

 ・学校が決めた決まりが最優先となっていないか

 ・「学校の常識」というバイアスがはたらいていないか

 ・子どもが主体的に考え、判断する場が不足していないか


そして、これから大切にしたいこととして、

 ・「学校の常識」を問い直すこと

 ・学びを子どもに委ねること

 ・自己決定の場を充実させること

 ・教師は子どもの伴走者となること

などが書かれています。(詳細はぜひリーフレットをご覧ください。)


本校でも子どもが真ん中の学校づくりを目指しています。

ということで、この優勝旗のペナントリボンは、その象徴でもあるのです。


そして、次に子どもが中心になるのは、これです!   (原)





【追記】

運動会の『借り人競走』でサプライズ登場した“恐竜”。

実はこれ、ネット注文したものが運動会当日に間に合わないかもしれない(!)ことがわかり、あきらめかけていたところ…

「そういえばあの学校のSNSに使っていた記事があったような…」と思い、電話で問い合わせたところ、快く貸していただけたものだったのです。

その学校が、県内でも『子どもが真ん中』の実践で有名な、玉野市立荘内中学校です。

運動会前日、早速借りに行くと、

生徒の昇降口には、こんな掲示物が。


なんと、『学校を生徒にあげます!』

そして、職員室前には、生徒会の要望で設置された自動販売機が…

凄すぎます…

まずは、私たち大人のマインドセットを変えなければ…

着ぐるみをお借りしただけでなく、刺激も大いにいただきました。

荘内中学校の校長先生をはじめ先生方、ありがとうございました。


※運動会が終わって恐竜が届きました。なので新品のままです。たぶん、どこかで登場すると思います。