2025年9月25日木曜日

6年【平和を願って】(8/28~9/22)

 6年生は1学期の図画工作の授業で、ピカソの「ゲルニカ」を鑑賞しました。

描かれている人や馬や、隅々までよく見ながら、どう感じたか、ピカソはどんなことをつたえたかったのか等考えました。


今年は戦後80周年。

司書教諭の杉野先生から、子ども向けの平和学習の本が沢山出版されていると教えてもらいました。そこで、教室に杉野先生おすすめの本を持ち帰り、みんなで読みました。夏休みの間に、家族で話をしたりドラマやアニメをみたりして、平和について考える時間をもってほしいと話をして、夏休みを迎えました。


そして2学期最初の授業は、平和への願いを伝えるカード作りをしました。






「戦争中は自然が破壊されていくから、豊かな自然を描きたい。」

「サッカーが好きだからスポーツを通して平和を伝えたい。」

「長寿がいいな。戦争で死ぬんじゃなくて、楽しく長生きしたいな。長寿といえば鶴だから、鶴を描こうかな。」

「戦争で動物が亡くなっているのを、ニュースであまり見ないと思うけど、動物も被害を受けていることが伝わってほしくて、動物の絵を描いた。」

「いろんな人が笑顔になることを願って、笑顔を描きました。小さな幸せが集まって平和になることを伝えたい。」

「違いを認め合うとか、違っていても良いとか、そんなことが伝わったらいいなと思っていろんな花を描こうかな。色もいろんな色をつかおうかな。」





平和のシンボル「鳩」「ピースマーク」など、同じものが描かれていても、オリジナルのデザインが考えられていていました。また、作品の中に、今まで習得してきたいろんな技法を取り入れていることに驚きました。友達同士で作品の良いところを伝えあっている姿をみて、ほっこり心があたたまりました。










作品作りを通して、みんなの平和への願いをたくさん教えてもらいました。みんなの願いが多くの人に伝わっていったら良いなと思っています。

(佐藤)