2022年8月30日火曜日

校長雑記#43【あー、〇〇飼いたい…】

 校務員の佐藤先生が、休日の早朝から草刈りをしてくれたおかげで、中庭がとてもきれいになりました。


私も時々手伝っていますが、この時期の校内の環境整備はたいへんです。


あー、ヤギ飼いたい…

どなたか、ヤギに詳しい方、ヤギを譲って下さる方を知りませんか。 (原)

2022年8月29日月曜日

校長雑記#42【語彙を豊かに】

 始業式では、2学期の行事や活動を通して4つの力を身につけましょう、という話をしました。

○人を大切にする力

○自分の考えをもつ力

○自分を表現する力

チャレンジする力


そして、今日の児童朝会では、絵本『たべものあいうえお しりとりしましょ!(さいとうしのぶ 著、リーブル)の中から「か(で始まり)→き(で終わる)」のページを読みました。

「しりとりしましょ、おつぎは『か』」

ステラ

ラディッシュ

ゆず

ずんだもち

ちま


ラディッシュ、ずんだもち… 

あえて子どもの経験値を全く無視した、私のお気に入りのページです。


実はこの絵本(このページ)、幼稚園の入園式でも紹介しました。

その時は保護者の方に、「本は言葉を豊かにし、知識を豊かにし、心を豊かにします。ぜひ、お子様にたくさんの本を読んであげてください。」とお伝えしました。

そして今日は児童に、「聞いたことのない食べ物もあったでしょう。知らない言葉に出会ったら、すぐにタブレットパソコンで調べて、どんどん語彙を増やしましょう。」と話しました。

語彙力(「どれだけ多くの言葉を知っているか」「どれだけ言葉を使いこなせるか」)は、最初にあげた「4つの力」にもつながる大切な力です。


ということで、児童のみなさん、「ずんだもち」ってどんな食べ物かわかりましたか? (原)

2022年8月25日木曜日

8月25日 2学期が始まりました。

学校に子ども達の元気な声が戻ってきました。

始業式は、校長室からのリモートです。

校長先生の話では、今の心の天気をたずねられ、自分の気持ちを、晴れ、くもり、雨、カミナリで表し、2学期に頑張るめあてについて聞きました。




次に、1学期にがんばった児童の表彰、週番の先生の話と続きました。



児童は各教室で、落ち着いた態度で話を聞いていました。





始業式の後は、各教室で夏休みに頑張った宿題を提出したり、みんなと見せ合ったりしていました。





早速、2学期のめあてを書いているクラスも…。




休み時間には、多くの児童が外で元気に遊ぶ姿が見られました。




2022年8月24日水曜日

校長雑記#41【学校に行きたくない、あなた】

明日から2学期が始まります。

前日になってあわてている、あなた。

校長先生も同じです。


そして、

どーしても学校に行きたくない、あなた…

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校長室がありますよ。  (原)

2022年8月21日日曜日

校長雑記#40【最適解は走りながら考える】

 タイミングを合わせたかのような雷雨により、本年度の奉仕作業は前哨戦のみで中止となりました。

作業終了後に予定していた修学旅行説明会は、時期も迫っているため、6年保護者の方に集まっていただき実施しました。

コロナの感染拡大は予断を許さない状況が続いていますが、現時点では予定通り実施の方向で計画しています。

保護者の方にもご負担をおかけすることがあるかもしれませんが、状況に応じて何が最善かを考えながら取り組みますので、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 

何かご心配やご不明なことがありましたら、いつでも学校にご連絡ください。(原)

2022年8月19日金曜日

校長雑記#39【奉仕作業の前哨戦】

 コロナ感染拡大が収まりをみせませんが、21日は予定通りPTAの奉仕作業を行います。

今日はそれに先立って、民生委員の方々がプール周りの木の伐採をしてくださいました。





ほとんど手つかずで伸び放題だった木々を、自前の高性能器具を使って次々と切り落としてもらいました。

民生委員の皆さま、本来の業務内容とは全く関係のない作業を早朝からしていただき、本当にありがとうございました。 21日にもご協力いただける方は、くれぐれも無理のないようにしてください。(私はもうすでにヘトヘトです…) (原)


【連絡】

保護者の皆さま、屋外で保護者の方のみの活動ということで、21日は予定通り奉仕作業を行うことにしました。

十分に感染症対策をとりながら行いますが、体調不良などご心配な方は無理せずお休みください。

2022年8月10日水曜日

校長雑記#38【下町ロケットの感動を教育に】

 夏休みは、私たち教職員は研修三昧です。

コロナはまだまだ収まる気配を見せませんが、県内では対面での研修が増えてきました。

また、コロナ禍で定着してきたオンライン研修も並行して行われているため、全国的に有名な方の講演もほとんど無料で視聴することができます。

(今年のお盆休みは、リアルタイムで見逃した講演を、アーカイブ配信でじっくり見る予定です。)

研修に関しては、「with コロナ」の時代になったと実感しています。


以前、このブログでお伝えした工藤勇一先生のオンライン講演もとても素晴らしい内容でした。

現在、事後配信を無料で視聴することができますので、ぜひご覧ください。

地域学校協働活動セミナーのページはコチラ ※事前に電子申請が必要です。)

電子申請サービスはコチラ ※「利用者登録せずに申し込む方はこちら」から申請できます)


そして、工藤先生が講演の中で引用しているのが、植松努さんの講演の一部です。

植松努さんといえば、「下町ロケット」のモデルとなった人です。

(植松電機HPより)

植松さんの講演は以前から有名でしたが(TED【YouTube】など)、現在YouTubeで公開されている今年行われた講演は、感動的で本当に素晴らしいです。
(テレビドラマでは阿部寛が演じていました。見た目はかなり異なりますが、熱い思いはドラマそのもの、あるいはそれ以上かもしれません。)


この内容を学校教育で実践されているのが工藤勇一先生です。


できれば、この二人の講演【動画】を見ていただいた上で、鴨方東小学校の子ども達の未来について、保護者や地域の方をはじめ多くの方々と語り合いたいです。 (原)



【追記】

工藤先生のフェイスブックの書き込みに大きな反響があったので、ここに全文を引用します。今回の講演は、この内容を具体的なデータと実践で示されています。

【日本の学校教育の転換に向けて】

日本の自動車産業は「安心安全で高性能な車の開発」を目指して、技術革新にしのぎを削ってきた。
ガソリン車、ディーゼル車の心臓部はエンジンだが、この開発にどれだけ多くの技術者が関わり、どれだけたくさんの時間を費やしてきたことだろうか。
しかし、電気自動車の出現により、長年にわたって高めて続けてきたこの心臓部の優れた技術のほぼすべてを捨てなければいけないことになった。
なにせ、電気自動車にはエンジンが無い。心臓部がモーターに代わったからだ。
エンジン開発において、世界の先頭を走ってきた日本企業にとってこの転換はさぞかし大変なことだろう。
今、日本の学校教育にはまさにこれと同じことが起こっているように思う。
「教える側主体の学び」から「学ぶ側主体の学び」への転換だ。
世界は「一人一人のwell-beingと社会のwell-being」を学校教育の最上位目標に掲げ、本質的な転換を図っている。なぜ「学習者主体」なのかの理由もすべてここにある。
この本質的な転換を日本も受け止めなければならない時が来ている。 
この転換へのソフトランディングは日本の自動車産業と同様、これまでの技術を捨てなければならないという、ある意味痛みを伴うことになるかもしれないが、今こそ、オールジャパンで学校教育の最上位の目標をしっかりと議論し、合意し、それぞれが当事者として取り組んでいかなければならないと思う。

2022年8月9日火曜日

園長雑記#37【幼稚園のHPができました】

 鴨方東幼稚園は来年度から3歳児保育が始まります。

たくさんの園児に入園してもらうには、しっかり宣伝しないと・・・


ということで、幼稚園の先生方が道路沿いにお知らせを掲示してくれました。


そして、この機会に新たに鴨方東幼稚園のホームページを作りました。

 ⇨ 鴨方東幼稚園HP


未就学児のお子様がおられる方は、ぜひご覧ください。

また、知り合いで入園を検討されている方がおられたら、ぜひお伝えください。

現在、園児11名なのです・・・ 

充実した環境で、のびのびと保育が受けられますよ。

よろしくお願いします。 (原)

2022年8月5日金曜日

校長雑記#36【そうだ、戦争について考えてみよう!】

 児童のみなさん、8月6日は「広島原爆の日」、8月9日は「長崎原爆の日」、8月15日は「終戦の日」です。戦後77年目になります。そして、まだ地球上から戦争はなくなりません。

この時期に、戦争について少し考えてましょう。

まず、とっかかりとして、おすすめの本を2冊。

低学年の人には、絵本「字のないはがき」。


向田邦子、角田光代、西加奈子という3人の著名な作家が作った絵本です。
疎開した妹のお話です。

高学年の人には、マンガ「夕凪の街 桜の国」。

作者は映画「この世界の片隅に」の、こうの史代です。原爆の後遺症がテーマのお話です。

どちらも悲惨な戦争の場面が描かれていないため読みやすいですが、物語としては素晴らしい内容です。


また、「NHK for School」には、戦争がテーマのページもあります。
戦争に関する映像資料がたくさんあります。こちらもぜひ見てみてください。 (原)

(NHK for School より)

2022年8月3日水曜日

校長雑記#35【靴下の色は…】

昨日の研修会では、子どもたちが学級で話し合いを行っている動画の中で「みんなが納得できるような…」という発言が何度も聞かれ、とても感心しました。

これからの時代は、多様な他者と協働しながら納得解や最適解を見出していく、まさしくこのような力が求められています。


ところで、最近メディアでよく目にする「ブラック校則」の話題の中で、「靴下の色」が取り上げられていました。

本校は、夏服は自由(上のみ)ですが、靴下はまさしく白色限定です(靴も)。

(6月の登校のようす)

近隣の小学校では、今年度から白以外にも黒・紺などの地味な色を認めた学校もあれば、中学校のきまりに準じて白限定のままの学校もあります。

本校も、このままでいいのか検討していかなければいけません。
教職員だけでなく、児童、保護者、学校運営協議会委員の意見を聞きながら、本校にとっての納得解を見出したいと思います。 (原)



【追記1】
最近、男女共用水着も話題になっていますね。

(株式会社フットマークのHPより)

このように、これからの時代、あらゆるモノやコトがジェンダーレスになっていくことでしょう。
服装、持ち物、言葉遣いなど、いろいろと見直す時期になっています。
個人的には、水着以上に女子のスカートが気になります。
女子という固定概念から解放し、機能性を重視するココ・シャネルのような発想が必要ですね。



【追記2】

「子どもの権利条約」を日本が批准して25年以上経ちますが、国連から指摘されている緊急に対応すべき課題の中に「子どもの意見の尊重」があります。

・子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)

子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。日本ユニセフ協会のHPより)

学校のきまりについても、子どもの意見をしっかり聞きながら、必要に応じて見直していくべきだと思います。

まずは、子どもたちが声をあげてくれることを期待しています。


2022年8月1日月曜日

校長雑記#34【そうだ、タイピング練習をしよう!】

 8月になりました。

児童のみなさんは、充実した毎日を送っていますか。

タブレット端末を使った夏休みの自主学習として、「タイピング練習をしましょう」という項目がありました。

校内で取り組んでいるのは、「キーボー島アドベンチャー」というサイトです。

(IDとパスワードが必要ですが、保護者の方も体験することができます。)


現在、校内で最終ステージをクリアしている児童は10名です。(すばらしい!)

(私も全クリしました!)


授業でしっかりタブレット端末を使いこなすには、何よりも文字入力のスキルが必要になります。

夏休み中に、速さだけでなく、ホームポジションで正確に打てるように、しっかり練習しましょう。

2学期の授業で、バリバリにブラインドタッチをしている皆さんを見ることを楽しみにしています。 (原)