今朝は、いつもの学運協の方に加え、少年警察協助員と民生委員のみなさんが、あいさつ運動に立ってくださいました。大勢の地域の方に迎えられて1週間をスタートすることができました。
ところで、毎朝、あいさつ運動をしていて気になっているのは、多くの児童がマスクを着けて登校していることです。
今朝は、気温も日差しも幾分穏やかでしたが、先日の神戸市小学校の事案では、気温21.8度、湿度61%で、熱中症指数も「ほぼ安全」だったにもかかわらず、複数名が熱中症の症状で救急搬送されました。約半数の児童がマスクを着けていたそうです。
連日の熱中症に関する報告を受けて、文部科学省から再度通知が出され、文科大臣も会見で言及しました。
内容は、
1 熱中症は命にかかわる重大な問題であることを認識する
2 体育、部活動、登下校時は特に熱中症リスクが高いため、マスクを外す
3 マスクを外した場合、「できるだけ距離を空ける」「近距離での会話を控える」などの対応をとる
というものです。
本校でも、これらの内容を子どもたちに指導し、先週は「保健だより」で保護者の方にもお伝えしました。
ただし、現状では、まだ多くの児童が外でマスクを着けています(特に登校時)。
なぜ着けているのでしょう。
・じゅうぶんな距離が保てないから
・話す(あいさつをする)から
・友だちが着けているから
・まだ暑くないから
・なんとなく
といったところでしょうか。
文部科学省の通知の内容はもっともなのですが、上記の2と3を両立させることは学校生活ではほぼ無理です(特に登下校時)。
児童のみなさんは、この時期は何よりも1と2を最優先し、外にいる時はマスクを外しましょう。
また、本校では、登下校中は日傘や冷感タオルなどの暑さ対策グッズの使用も認めています。
私も日差しが強い朝は、日傘をさしてあいさつ運動をしています。
日傘は、全身を強い日差しから守り、人との距離も保つことができるので、おすすめですよ。
これから、まだまだ暑くなります。
保冷グッズ以外にも、こまめに水分をとる(水筒2本目はペットボトルも可)、しっかり寝る、必ず朝ご飯を食べるなど、1人1人が意識・工夫して、熱中症対策を行いましょう。 (原)