2022年9月20日火曜日

校長雑記#53【これさえあれば…】

 先週は4年生と6年生のクラスで、欠席児童に向けて授業のオンライン配信を行いました。(国語、算数のみ)

コロナ禍で一気にWeb会議システムが普及しました(GIGAスクール構想も前倒しになりました)が、授業の中で双方向的に活用するにはまだまだ課題がありそうです。

そんな時に、「これが学校にあればなあ」と思うのが、分身ロボットOriHime(オリヒメ)です。


もともとは、病室から出られない難病患者のために開発されたもので、今や国内だけでなく、世界中で評価されています。
(YouTubeより)

これが教室の机の上にあれば、自宅から操作して、見たい方向を向いたり、手をあげたり、しゃべったりすることができます。
さらに、授業だけでなく、修学旅行でも友達としゃべりながら観光することが出来そうです。(これがあれば、こんなに悩まなくて済んだかも…)
さらに、操作している人の顔は表示されないため、不登校傾向の児童にとっても授業に参加しやすいかもしれません。
さらには、岡山にいながら、東京や海外の授業やイベントに参加することもできます。


と、先週、授業配信のようすを見ながら、こんな妄想をしていました。 (原)



【補足①】

そして、このOriHimeを開発した吉藤オリィさんもさかなクン同様「特異な才能のある」学校になじめない人でした。


【補足②】

以前、ブログで紹介した内閣府の資料の中でも、このことが取り上げられていました。すでに一部導入している自治体もあるのですね。すばらしい。