最近の新聞で気になった記事を2つ…(記事の詳細は新聞をご覧ください。)
【その①】「定期考査、宿題廃止 単元テスト導入」(7月3日付山陽新聞)
赤磐市の中学校が東京の麹町中学校を参考に教育改革を進めているという内容です。
麹町中学(東京)といえば、工藤勇一校長(当時)の「学校の『当たり前』をやめた。」という本で一気に話題になりました。
その工藤先生の講演会が、今月岡山であります。オンライン開催ですので、興味のある方は、ぜひ。
もう、一夜漬けの学力では、これからの時代には対応できません。
(2回目の講師の先生もおすすめです。)
【その②】「性別違和感巡り 保育園でいじめ」(7月7日付山陽新聞)
性別に違和感を抱えていることが原因で、他の園児から服装をからかうなどいじめを受けたとして、第三者委員会が、保育士を対象にLGBTQの理解を深める研修を充実させるように答申した、という記事です。
LGBTQの「T」はトランスジェンダーで、こころとからだの性が一致しない人を指します。(ちなみに、一致する人は“シスジェンダー”と呼びます。)
このことへの教育が、保育園まで求められるようになったのですね。
“トランス男子”(からだが女子で、こころが男子)は、学校でスカートをはかなくてもよい選択肢ができるなど、いくらか過ごしやすい社会になりつつありますが、“トランス女子”の人にはまだまだ課題がありそうです。
そういえば、「古味さんはコミュ障です。」というドラマで、見た目が男の子っぽい高校生が、普通に制服のスカートをはいていました。
マンガや映画の世界では、LGBTQはもう当たり前になりつつあります。
ということで、時代が変わってきていることが実感できる記事を紹介しました。
中学校も保育園も変わってきています。当然、小学校も変わらなければなりません。(原)
【おまけ】
鴨方東幼稚園のこの作品(恐竜)、素晴らしいです。