昨日、学習発表会にかわる「みんなの あい・かもフェスタ@鴨東小」を行いました。
今年度は、今まで取り組んできた総合的な学習の時間の年間計画をすべて白紙にして、
子どもたちが自ら課題を見つけ、課題解決に向けて取り組む時間としてスタートしました。
そして、その取組の集大成が昨日の『かもフェス』でした。
(ここまでの経緯は、校長ブログ(#161)をご覧ください。)
まずは、1・2年生合同の合唱でフェスの幕開けです。
(私もこの日初めて見ましたが、想像以上の出来栄えと迫力に感動…
そうです。『かもフェス』は総合の発表だけではありません。)
その後、1・2年生はそのまま体育館で「おもちゃランド」、
3年生以上は、校舎内の各ブースで、発表開始です。
今までの参観日や学習発表会とちがい、せっかくプレゼンや商品を準備しても、何もしなければ人は集まってくれません。
子どもたちが自分たちのブースに一生懸命呼び込んで、発表や販売をする中で、親子を超えて保護者や地域の方と子どもたちがどんどんつながっていきました。
各ブースの様子は、フィナーレで流したダイジェストムービーでご覧ください。
(動画はコチラ)
子どもたち一人一人の『やってみよう!』で、今回のテーマ「届けよう 私たちの想い」が達成できたのではないでしょうか。
今回のイベントだけでなく、ここに至るまでの過程すべてが素晴らしかったです。
そして、この体験を通して一人一人が大きく成長できたと思います。
これからの教育を語る中で、教師は、“TeachingからCoachingへ”、“指導者から伴走者へ”と転換が求められています。
今回の「かもフェス」を通して、“伴走者”としての教員の姿がある程度具現化できたのではないかと思っています。
フェスが終わった職員室では、達成感よりも
「こんなすごいイベントをやって、来年はどうしよう…」
という不安がすでに始まったようです。
でも、心配いりません。
来年は、来年の子どもたちが、またすごいことをやってくれるでしょう。 (原)
※ 次回に続く。
【追記】
思い起こせば、すべてはここから始まりました。
学校ブログ「地域【ウォーキング in 鴨山】(4/5)」